第二回 2022年12月16日開催 脱炭素・人口減少時代の持続可能なインフラ技術セミナー2022[全3回]オンライン開催 | 特定非営利活動法人 地域水道支援センター | 特定非営利活動法人 地域水道支援センター

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第二回 2022年12月16日開催 ~ 脱炭素・人口減少時代の持続可能なインフラ技術セミナー2022 [全3回]~
花巻市の山間水源における〈粗ろ過・緩速ろ過実証実験〉の成果報告

[第2回]粗ろ過・緩速ろ過の実験設備とはどんなもの?建設から運用まで3年間の苦闘
2022年1216日(金)14:0016:00 オンライン開催

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<開催趣旨>

「緩速ろ過」とは、自然界の水生微生物による分解活動を利用した伝統的な浄水技術です。近年、同じく水生微生物の働きによって源水の濁りなどを除去する「粗ろ過」という前処理を組み合わせることにより、水道水の基準を満たす飲料水が得られることが明らかになってきました。この〈粗ろ過・緩速ろ過〉技術は、薬品や電力も必要とせず、ろ過時に発生する汚泥もわずかなことから、環境負荷・エネルギー消費量・コストの小さい技術として、今注目されています。すでに、アジアやオセアニアの途上国のほか、岡山県や大分県の公的な水道が未普及だった地域でこの粗ろ過・緩速ろ過技術を使った小規模な飲料水供給施設が建設され、稼働しています。

2017年、花巻市の山間にある水道施設でこの粗ろ過・緩速ろ過システムを用いた実証実験がスタートしました。この実験は、2014年に岩手県内の4つの水道事業体が統合して生まれた「岩手中部水道企業団」と、ろ過材メーカーの「株式会社トーケミ」、法人発足当初時から各地の粗ろ過・緩速ろ過(生物浄化法)施設の設計・維持管理技術支援を行ってきた「NPO法人地域水道支援センター」、そしてこの浄水法での微生物の働きを分析する「麻布大学」の研究者の4者による共同実験で、水源地に粗ろ過・緩速ろ過の実験設備を新設し、3か年にわたり、水道水基準に適合する除去性能が確保できるかなどを検証しました。浄水過程での微生物の働きも初めて明らかになりました。

本実証実験の結果はこれまで学会や内部発表でのみ行われましたが、今回初めて連続セミナーとして広く公開します。持続可能な浄水技術にご関心を持つ方々の参加を期待しています。

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【第2回 粗ろ過・緩速ろ過の実験設備とはどんなもの?建設から運用まで3年間の苦闘】

講師 株式会社トーケミ

フィルターメディア事業部門技術室副長 住田修平氏
流体機器事業部門東日本営業部仙台営業所 山口弥也氏

国内ではレアケースと言える粗ろ過・緩速ろ過の実証実験。沢水を汲み上げ、試行錯誤の末、水道水としての基準に適う水質を保証可能な設備となるまで、どのように建設し、どのように運用したのか? 株式会社トーケミの担当者が、豊富な画像や動画とともに興味深い舞台裏を公開します。

<参加費>

一般5000円、学生2000円、当NPO会員3000
終了後1週間、講義の録画をご覧いただくことができます。
※1回分の金額です。複数回お申し込み予定の方はお手数ですがそれぞれの回のページにてお申し込みください。

<当日のプログラム>

14:00-14:10 主催者挨拶とガイダンス
14:10-15:10
 講師による講演「粗ろ過・緩速ろ過の実験設備とはどんなもの?建設から運用まで3年間の苦闘」

〇実験の計画から運用まで (講師:山口氏)
小又水源で実施した粗ろ過・生物ろ過システムの実験計画から、実験設備の設計、建設、運用開始までの流れを説明します。

〇集中実験とまとめまで (講師:住田氏)
小又水源は原水が清澄であり、濁度の増加も2年間の実験で数回しか生じませんでした。そのため、濁質を付加した模擬原水による集中実験を計画し、粗ろ過の能力検証を実施しました。その様子と、その後の地域水道支援センターや麻布大学大河内教授と結果をまとめるまでの流れを説明します。

15:10-15:55 質疑応答と意見交換
15:55-16:00
 主催者より事務連絡

(モデレーター 三田克征〈地域水道支援センター常務理事〉

<お申込み方法1 直接申込み(口座支払いのみ/請求書・領収書発行可)>

こちらのフォームにご記入の上お申込みください。(参加費の支払い方法は銀行振込のみとなります ※お手数料はご負担ください)

※CWSC会員はこちらのフォームでお申し込みください。

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    不要セミナー参加費として

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    不要セミナー参加費として

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    請求書・領収証が必要な場合の但し書き内容

      

    ※請求書と領収書はPDFデータで発行しメール添付で送付します。郵送をご希望の場合は下記にご記入ください。

      

    その他の要望やメッセージなどはこちらにお書きください

    上の「送信」ボタンをクリックすると申し込みが送信されます。送信後2営業日以内にCWSCより返信します。(返信がない場合は、送信されていない可能性がありますので、お手数ですがお問い合わせいただくか、再度同じ内容でお申し込みください)

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    ※ご記入いただきましたメールアドレスを含む個人情報の管理は厳重に行い、当NPO事務局から外部に出すことはございません。

    <お申込み方法2 (対象:CWSC非会員) コンビニ、クレジットカード、Paypal支払い>

    下記リンクからpeatixという決済サービスに登録いただき、お申し込み下さい。
    ※下記サイトにはCWSCの会員価格の設定はございませんので、会員の方は上記のフォームからお申し込み下さい。

    URL    https://cwsc2022-2.peatix.com

    <申し込み締め切り>  2022年12月14日(水)20:00

    今後の実施予定(それぞれ準備が整い次第、申し込みを受け付け開始) 

    [第3回]粗ろ過・緩速ろ過システム実証実験の成果は?浄水過程での微生物の働きについて
    20231月13日(金) 14:00-16:00 オンライン開催
    講師 
    ・麻布大学 生命・環境科学部 環境科学科教授 大河内由美子氏
    ・NPO法人地域水道支援センター理事 瀬野守史氏

     





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