現場で学ぶ小規模水供給システム・セミナーin能登半島 3月7日、8日のお知らせ | 特定非営利活動法人 地域水道支援センター

特定非営利活動法人 地域水道支援センター

現場で学ぶ小規模水供給システム・セミナーin能登半島
主催:NPO法人地域水道支援センター(CWSC)

 

2024年の能登半島地震と奥能登豪雨での長期断水は、小規模分散型の水供給システムの
必要性をあらためて教えています。既存の水道を補い・代替する“もう一つの水”として「
生活用水」を確保するためです。本セミナーは、集落や地区での小規模分散型の水供給シ
ステムづくりに向け、被災地の奥能登の実例、先進地・北海道での手法に学び、CWSCの
各地の課題解決に向けた考え方とノウハウも共有します。

プログラム *諸事情により変更の可能性があります

3月7日(土)能登空港にての座学

午前 移動と展示
A 金沢駅からの参加者 9時30分に駅西口から貸切バスに乗車(約2時間半)
B 空路での参加者 10時30頃から会場会議室で展示の閲覧が可能
各自空港ビル隣地のレストランで昼食
午後 能登空港ターミナルビル会議室で講座(13時~16時30分)

開会の挨拶
1部 いまなぜ小規模水供給システムが必要なのか
➀能登半島災害後の長期断水の教訓に学ぶ―珠洲市でのCWSC調査結果から
保屋野初子(CWSC理事長)
②集落は長期断水にどう対応したか―珠洲市の具体的事例
・昔から愛されてきた地域のせせらぎを砂利と砂のろ過で飲める水に【高屋地区】
松尾俊作(装置の設計・設置、CWSC理事)
・ボランティアが結集し水道復旧後に設置の宿泊体験施設の生活用水システム
【真浦地区・現代集落】林国俊(CWSCメンテナンス担当者)
2.地域の水は自分たちで守る~北海道で地元高校生らが実践した小規模水道支援の実例
~ 牛島健さん(北海道立総合研究機構)
休憩(15分)
3. 自分たちでもできる小規模水供給システムの仕組み・作り方・運用
・さまざまなタイプと身近な材料でできる作り方・浄化の仕組み CWSC・松尾俊作
・(予定)限界集落対策として展開した大分県のモデル 加崎史啓(元大分の水と生活
を考える会)
4.全体を通しての質疑と討議
その後の予定説明後、16時30分終了
17時 宿泊先(能登町のラブロ恋路)へ向けて出発(貸切バス)
18時ごろ 宿泊先にチェックイン(各2名室)
19時ごろ~ 夕食を兼ねた情報交換会(宿の食事処)

3月8日(日) 珠洲市沿岸集落の小規模水供給システムの現地見学

9時 宿泊施設出発
途上、東山中の小規模飲料水水供給施設(地震後最速で復旧)で一時停車
10:10-11:00 高屋地区の水源と小規模粗ろ過・緩速ろ過装置の仕組みを見る・聞く
11:10-12:00 馬緤(まつなぎ)地区(珠洲市自然休養村センター)にて被災直後からの
水確保の経過を聞き、施設を見学(予定)
12:00-12:40 そこで昼食(お弁当)

途上、塩田村を通過
13:10-14:00 真浦地区「現代集落」の粗ろ過・緩速ろ過装置を見る・説明を聞く
14:00 真浦出発、能登空港へ
途上、時間があれば輪島市・千枚田で停車
15:00 能登空港着 空路帰宅の場合は下車→15:10 金沢へ出発
18:00 金沢駅西口到着、解散

概要:

・日程 2026年3月7日(土)、8日(日)
・募集参加定員 約20名(貸切バスおよび宿泊施設能力により)
・参加費用 5万円(貸切バスでの移動・2食付宿泊費・セミナー料金含む)
事前申込・振込が必要。全員貸切バスでの移動となります。
*地元住民、地元での活動者の参加費は資料代500円のみで当日受付にて現金支払い
。高校生は無料。当日受付
*1日目と2日目の昼食代は各自払い(2日目のお弁当は主催者が手配)

お申し込み情報は近日中に掲載します





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